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ナチュラルコスメの成分辞典

クエン酸

クエン酸とは?
レモンなどの柑橘類は
クエン酸が豊富に含まれています

柑橘類や梅干しに多く含まれている酸味の成分で、αヒドロキシ酸の一種です。無色や白色の結晶で、揮発性はなく、臭いもありません。

コスメにはpHの調整などの目的で添加されていることが多いです。また。クエン酸には肌をなめらかに保つ作用もあり、日焼け肌、乾燥肌、ニキビにも有効であるというデータがあります。
国立健康・栄養研究所WEBサイト
http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail25.html

クエン酸は弱酸性でアルカリを中和するので、せっけんシャンプーの後のリンスにもよく使われます。(石けんはアルカリ性)薬局でも取扱があり、「クエン酸リンス」として売られているものより割安に購入できます。

爽やかな酸味があるので、食品添加物として清涼飲料水やお菓子などにも利用されています。経口摂取でまれに下痢、吐き気などの胃腸障害が出ることがあるので、手作りスイーツなどに使う場合は、食品添加物として認可されている商品を、使用量を守って使いましょう。

他にも、電気ポットなどの水アカの洗浄や、通風などの薬にも使われています。

クエン酸は、日光や紫外線による過敏症が報告されています。シャンプーやリンスなどの洗い流す商品ではなく、化粧水やクリームなど肌に残す商品に添加されている場合は、日中に使わないなどの注意が必要です。手作りコスメに使う場合、10%までならば自己調製でも安全です。それ以上の濃度は専門家の指示にしたがうようにとのことです。

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